GT40Mark1 JW #6 その2(’09・05・24)

今回はKa-Models製のエンジンを搭載するまでの工程を紹介・・・・・・できるかな?

Ka-Models製のエンジンは非常に出来がよく、このエンジンが有ったからこそフル開閉に挑戦する気になったですよ。

しかしながら、レジンのパーツに慣れていないので勝手が通じなくてチョット大変。

接着はエポキシとか瞬着とかじゃないとくっ付かないのでそれも面倒くさいし

当然、プラ整形品と比較したら精度が低いのは当たり前なのですり合わせ必須だし

と、言いたい事言っても、ヤッパリこの部品がないとどうしようもないので試行錯誤して進めました。


エンジン&トランスミッションの仮組み

ダウンドラフトキャブのファンネルも薄く抜けてて、どうやってレジン流してるのか教えて欲しい

細かいモールドもキッチリ入ってて好感度大です。

でも、瞬着イモ付けだとパキッと取れちゃうので位置関係を確認し軸打ちをしておきました。


エキマニもレジン一体整形で入っていましたが、ヤッパリ一本一本うねっている状況が判りにくいため、真鍮線に置き換えます。

エキマニ集合部はキットの部品を流用し、搭載位置に仮付け。

心中線を現物あわせで曲げてエキマニを再現していきます。

ついでに写っているキャブ下のエンジンブロックの造型、完成後に見えなくなるのは非常に勿体無い気がします。

このエンジン、ホワイトメタルで単品販売しません?<Ka-Modelsさん(日本語じゃ読めないか)


何故か一本だけ逆バンク側へ集合する為、気をつけましょう。
爆発の間隔からそうなるのかな?
エンジンは良く判らんので誰か教えてください。


全てのエキマニを装着した状態。
この後、集合部の左右を切り離し、塗装→装着時の段取りが出来るようにしました。

この状態でS.E.Mのミーティングに持っていったら、ファンネルにダメ出しを頂いてしまった・・・・

自分としてはこのまま行くつもりだっただけに悩む悩む・・・・


で、出した結論は。↓


安直な回答スミマセン。

これまた、Ka-Models製のフェラーリ250用ファンネルセットの流用です。

たまたま1セットストックを持っていたので試しに挿してみたらいい塩梅・・・・・・

残念ながら、もう他の方法を考える術を失いましたよ。

楽してお金を掛ける・・・・・・・・ウーンあまりいい傾向ではないですねぇ。



ココまで作ったところでとりあえずシャシーへ仮置きし、リヤカウルとの位置関係を確認。

リヤウィンドー隔壁からニョキッとファンネルが飛び出して見えるため切り欠くサイズをチェックします。

ここは意外にもフジミのキットの凹部の形状がほぼドンピシャ
いい仕事してますね。<フジミもKa-Modelsも

ついでに見えるドアにチリ調整後の努力の跡が見えますよね。ね?ね?
え?見えないですか・・・・(泣)


前回、報告時にレジン製だったフレーム部はキットのプラ製を加工して換装しました。

ヤッパリプラ製のほうが安心して加工できると言うか慣れていると言うか・・・・・


ココの構造を考えるとヤッパリプラ製で行くべきと考えてのことで

ここは全ての調整が終わった後にガッチリ固定する為、流し込み接着で固定しようと考えており、そう考えるとレジンでは心もとないと言うかなんと言うか・・・・・・

まぁそういうことで換装しました。

リヤカウルのヒンジが装着されるロアパネルもキット製を使用。
レジンパーツに刻まれていたディティールを真似してプラ板でリブを追加しました。

全ての接続部は軸打ちを施してます。


キャブ周辺の加工です。

ファンネルの上には隔壁が装着される為、そのステーを追加します。

他のGT40はキャブの外側にステーが装着されているのですが、JWのこのクルマはエンジンチューナーが異なるからか、ステーがキャブ間に装着されている模様。

細切りした洋白板を折り曲げ装着


続いて真ん中を折り曲げた洋白板を上に貼り付けてキャブASSY部は完成♪

ホントは燃料デリバリーパイプとか付けるとそれらしくなるんでしょうが、時間とその他部分とのバランスを考えると断念するのが吉と判断しました。

今後追加加工するかはモチベーションとの相談ですね。


本来だいぶ後の工程ですが、塗装して搭載したエンジン周り

適度な密度感があって自分的には満足です。

ネットを徘徊するともっともっと手を加えて緻密なエンジンルームを作り上げられている猛者が大勢いらっしゃいますが、沢山クルマを作りたい自分としてはそこのバランスをどう折り合いつけるかが課題ですね。

何にしても全体とのバランスを考えてやる範囲を決めていきたいと・・・・・・

なんだか今回は言い訳ばかりしているような・・・・・・・


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